おたのしみかい

言葉に出したら薄っぺらいけど愛がここにあるんだ

いつもより楽しい夏

夏が終わろうとしています。私自身の夏は先日、無事終わりました*1

優斗くんに興味を持ってから行くようになったEX。早いもので今年で3年めとなり、EXに行ったことがない人を自分から誘う側になりました。その時実感する「夏祭り 裸の少年」って公演名のなかなかのキツさ。
今年は去年までとは違います。優斗くんが所属するHiHi Jetsが今年のSUMMER STATIONの公式サポーターに就任し、メインとして公演を行うことになりました。そして、その公演の中には、5人だけの単独公演が!! メインと言えばシアタークリエで行われたジャニーズ銀座があって、それはそれは大満足だったわけですけど、やっぱり5人だけの単独公演というのは、観るこちら側からしても夢だったわけで…。
とはいえ、不安もありました。合同13公演、Hi侍10公演、Hi単独15公演*2。去年までの1日3公演から2公演に変わったとは言え、兄組の公演がTDCに行ってしまって、HiHiとB少年(と侍と少年忍者)だけでこの夏のEXを埋めなくちゃいけないなんて。ちょっと厳しいんじゃないかなと思ったら、やっぱりチケットは大体の人が「当たった」と言っていて*3、何なら当たりすぎて困っている人もいて、一般も簡単にかかって(あんなに簡単にかかったの初めて…)、日程によっては特電で捌けきらずにしばらく残っていて…。遅番でもチケットがあるなら入ろうと思いながら行ける公演のチケットを手配しつつ、「即日完売」って意外と難しいんだななんて当たり前のことを改めて思ったりしていました。

 

合同公演が始まって。始まるまでは妙に緊張していたんだけれど、始まっちゃえば楽しい!
HiHiとB少年、揃っているときの優斗くんはしっかり者のお兄ちゃんで。HiHiはすっかりお兄さんらしく振る舞って公演をリードしていました。安心してみることができました。と同時に、夏の締めくくりは合同がよかったなぁという気もしています。
B少年と一緒にいる優斗くん、すごく好きなんです。HiB揃ったパフォーマンスだって、HiHiB少年ではなくてHiHi Jets東京B少年の合同公演である今となっては、次、いつ見られるのかな?って思いもあって。
『Touch』はやっぱり好きだなとか、『Fantastic Time』と『OVER THE TOP』はややかぶりがちな選曲だと思うんだけどそれを両方やっちゃうのって何か贅沢な感じがするとか。HiHiと忍者が両方出てくると困る*4とか…。クリエでは見ることができなかった曲をやっと見ることができたりもしました。
目新しい曲はなかったとも言える中、シャッフルメドレーは見応えがあって、もっと合同に入りたかったという気持ちが今でもあります。
『夜の影』一つとっても、HiB合同だったからこその選曲だったと思うのです。優斗くんと藤井くん、最年長ペアによる大人っぽいダンス曲。ああかっこよかったな…あんなガシガシ踊る優斗くん初めてって声をちらほら見かけました…いつの間にか間違いをうまくごまかせるようになった優斗くんのダンスにはその分失われたものがあると思っていたところがあって。それでもクリエではガシガシ踊る優斗くんが帰ってきたように感じていたのですが、それでもなんか久しぶりな感じもしました。優斗くんってもともとシャカリキ系だったよなぁなんて。踊る優斗くんのカッコよさがここで認識(再認識)されたのがとてもうれしかったです。もちろん顔がよくてキャラがいいんだけど、普通にジャニーズとしていいから!!と強く訴えたい。9月の少クラが楽しみです!
あとはやっぱりあの問題作、グッズ紹介ですよね(笑)。瑞稀くん発案とは。あの曲の使い方として最高じゃないですか!?ほんと瑞稀くん天才だな。グッズ紹介って必要悪というか、だるいけどしょうがないよねって感じだったと思うんです。なのに!めっちゃ楽しい。なぜか観客がグッズ紹介に参加しちゃってる!「裸の!」「少年!!」C&Rがやばい。しかも「カレーはナマステ」です。猪狩グッズもよかったですね!
『みなみなサマー』から優斗くんのだみ声でグッと雰囲気が変わるの、すごく好きでした。まさか紅の影響を受けてるなんて思いもしなかったけど!(笑) あと、『Hi Hi JET』でモニターに歌詞が入って、声出しするところが明確になったの、とてもよかったです。クリエでもずっと気になってた。しかも「HiHi Jets」って声出す回数増えてるの最高すぎて。ほんと、そういう細かいところ一つひとつ考えられていて。『だぁ~くねすどらごん』も歌詞を増量して復活。いいものをよりよくしていくスタイル、大好きです!ありがとう。


Hi侍公演はチケットのハケなさ具合がつらかったです、個人的に。私自身は新曲がよすぎてHi侍も増やしてしまった…。
HiBの新しい赤黒衣装、かっこよかったのに、HiBじゃなくなったとたんに着ないHiHiちゃんたち。衣装持ちかよ!って思ったけど、曲のテイスト的にまあハマリどころがなかったと言われればそう。でもかっこよかったのにもったいなーい。
侍といえばスケボー。優斗くんがちょいちょいスケボーで遊んでるところが見られて微笑ましかったです。
『PERFECT』はクリエだけでなくこの公演でも。サマステではHi侍だけでしたね。
『シンデレラガール~サマーステーション』は、はじめに作間くんと優斗くんが膝立して歌うのが王子様っぽくて大好きだったし、中段に立ったときに少し遊ぶと優斗くんが立てる膝を間違いがちなのも込みで好きでした。『スペースジャーニー』での「瑞稀ぃ↑」って涼くんの声かけとか、同じ曲であってもHiBではなくHiHi5人で歌うからこその楽しみがあるのが楽しくもあり、うれしくもあり。優斗くんが一人ローラーで滑る見せ場ができるなんて想像もしてなかったし、一方でフラッグもすごくよかった*5
『Yellow Gold』と『One in a million』はここで追加された単独用の曲。かっこいい…クリエでいうところの『KAGUYA』『Tokyo Sinfonietta』『LET IT GO』に当たる曲目だったかと思いますが、そこからグッと変えてきたのがすごい。5人の挑戦、5人の本気を強く感じた部分でした。
そして新曲『baby gone』もこの公演でお披露目とは。5人だけの単独まで取っておくのかと思ってたけど、構成的にここで入っちゃうんだなと。この曲にはなんかほんといろいろ好きが詰まってて語彙力不足を悲しむしかないのだけれど、優斗くんがすごくガシガシ踊ってて、一時期の『Hi Hi JET』かよって感じで尻から始まるの、めっちゃ高まる。ちょっと背伸びした感じのカッコイイ曲(でもキーが高い)、今のHiHi5人にぴったりで。新曲がもらえただけでとてもうれしいのに、それがこの曲ってほんと、最高。オリ曲が2曲とも最高なの、ほんと最高すぎてボキャブラリーから最高以外の語が消えていく。そして5人じゃなくちゃできない形になってるのもグッとくる。星型からはじまるのが象徴的…。YouTubeでぜひご覧ください!*6

youtu.be

そういえば優斗くんが瑞稀くんにセットしてもらって道明寺風くるくるヘアにしてもらった日がありました。ああいうのとてもかわいいのでまた何か機会があればやってほしいです。


そして待ちに待ったHiHi Jets 5人だけの単独公演! 初日は一人で入る予定だったけど連番になってほんとよかった…ちょっとあの感動は一人では受け止めきれなかった…。なんかちょいちょいジタバタしてました。
いや、セトリ的にはHi侍である程度見えちゃってた部分もあったわけですけど。新曲とか。ソロメドレーとか。いやぁ、ソロを楽しみにしていたところがあったけど、あんな風にまとめて見せられて、5人で見せるものが今回は最優先なんだと言わんばかりのセトリ…アツいしエモい。クリエもそうだけど湾岸を見れてない人がやっぱり多かったと思うからそういう意味でも今回のソロメドレーはよかったと思います。
これはクリエでも感じていたことだけれど、曲と曲とのつなぎがとても丁寧で。例えば3人はけて2人残ったときのあのワクワク感(そしてはしみずが残ったときに期待しすぎるやつ!)。そやゆとのトークでのつなぎもいつも楽しみでした。猪狩くんが優斗くんにめっちゃ甘えてるというか、もうおいしく料理してくれ任せた!といわんばかりの振る舞い。これもHiHi単独ならではのものに感じました。
HiHi単独ならではといえば、グッズ紹介。グッズ紹介を歌にするだけでもなかなかの問題作なのに、単独では作間くんコーナーが爆誕!!!自分が入ってないときもレポが超楽しみだった。自由すぎる...作間くんかっこいいのにあのコーナー見てるだけでも15歳感すごかった(笑)。MCもなかなかの自由っぷりでよかった。噂のお手製ハンドスピナーが見れてほんとうにうれしかったよ!もう二度とないだろうってC&Rばっかりだったし。まさに「一度しかない今年の夏(のC&R)」。今思い出しても笑っちゃう。「マジかよ…」って頭抱えてる優斗くんもあのコーナーの楽しみの一つでした。
単独で増えた曲もすごくよかった。『罪と夏』は絶対入ると思ってたよ!(笑) サマステサポーターに決まった時点でもう8月の全てあげる気満々だったから。あの夏パートではHiHiちゃんたちと夏を満喫しました。アロハシャツが日替わりだったり、さらに途中ですこし内訳が変わったりと、そういうちょっとしたことがいちいち手が込んでいて好きでした。嵐の曲をやってくれるとやっぱりめっちゃうれしくなるよ!特にトラメはつい踊ってしまう(笑)。『Oh Yeah!』『Summer Splash!』似てるっちゃ似てるんだけど、両方あるとめっちゃ声出せる!『ガムシャラ行進曲』は作間くんのソロパートが印象的でつい感動しちゃうけど、盛り上がり的にも最高だった。
声出す曲踊る曲がいっぱいあって、ファンサ曲はもう見てるだけで楽しくて。それ以外は地蔵で見てるかっていうと今度は大興奮な曲だっていう…感情忙しすぎる最高のセトリ! 初日の『Yes!』で興奮しきった後の『絆』…あの抑えきれないザワザワが忘れられません。クリエであんなに最高だった『Love yourself~君が嫌いな君が好き~』や『Destination』をあっさり外してきたのもすごいし、それがあの『Yes!』となるともう納得するしかないわけで。
『絆』『Never My Love』『epilogue』、この3曲はサマステ全体の構成で位置づけられていて、いわゆる課題曲的なものでしたが、5人だけになるとまた味わいが違っていて。『絆』の歌詞にJr.である今の尊さをふと実感してグッときたり。ネバマイの優斗くんがかっこよすぎたり(特に終盤の「フォゥ!」ってかけ声の辺りから)、『epilogue』で靴がキュッキュッとなる音が聞こえたり。「時間よ止まれ」「たったひとつだけ誓うよ ずっと忘れない」って歌詞が今度は見ているこちらの気持ちに寄り添っているように感じたり。初日こそ『Yes!』から『絆』の落差が大きすぎて心の準備ができていなかったからとまどってしまったけれど、私はあの3曲でそっと終わっていくのがとても好きでした。
あと忘れてはいけないのが、瑞稀くんの『Hi Hi JET to the moon』です。あの公演のときたまたまいたのですが、ものすごく動揺してしまって、連番していたお嬢さんに思いっきりタメ口で「増えた??」って言っちゃいました。『Hi Hi JET』を歌う瑞稀くんが気になってジャニワに行ったのが、今私がこうしてJr.を見るようになったきっかけでした。あのとき結局1公演しか見ることができなかったけれど、Mステがあったりして、そこからは『Hi Hi JET』を聴くことを楽しみに現場に行っていたような時期があったのを、あの短い曲の間に思い出してしまって。瑞稀くんの歌声はそれだけで十分魅力的。でも、『to the moon』は私にとってちょっと特別な曲なのを、改めて実感しました。
最後に出る手書きメッセージもそうですが、この公演にHiHi Jetsの5人が今やりたいこと見せたいことが詰まってるのかなと思ったら、それだけで感動しました。クリエが「これがHiHi Jetsです、よろしく」といった名刺代わりだとすると、今回のサマステはそこから一歩踏み込んだ「今のHiHi Jetsをこういう風に見てほしい感じてほしい」というメッセージが込められていたように思います。やっぱりはじめての単独って思ってちょっと特別なものとして捉えてしまいました。「ここで降りなかったら本当に降りるチャンスは二度とないんじゃないか」なんてことをクリエの単独で思ったわけですが、4日の夜は「早まったかも、ここで降りるのが正解だったかも!」って思うくらい、あっという間に「最高」を塗り替えられた。参りました。と同時に、またこういう機会があれば、更なる高みを見せてくれるんじゃないかと、今はまた期待しています。
HiHi単独初日、最高だなと思ったら、あんなに余ってる風だったチケットがあれよあれよと取引成立していて。幕が開いて評判がよくて見に行きたい人が増えてチケットが見たいと思った人の手に渡るって、最高の流れだと思いました。こんな幸せなこと、なかなかないですよね。チケットというのは、足りないかだぶつくかのどちらかなわけですから。幕が開いて評価がグンと上がる、そんなライブを、応援しているコがしているのが誇らしく思いました。
オーラスも一体感があってよかったです。『Hi Hi JET』の終わりの方、「ハイハイジェッ!」って言いたいのに言えない、そんなことありませんでしたか?オーラスは自然発生的にあそこもコールが入っていました。なんだろ、今日のこのノリならイケるって感じだったのかな。それまで躊躇していたのに、あの日は声を出せました。『だぁ~くねすどらごん』で自分のことを自分で歌い出したのはびっくりしました。涼くんが自分で「最強の顔を持つ男」って言ってるときに、作間くんがニヤッとしていたのがとても印象的です。優斗くんはジタバタ歌ってたし、猪狩くんのラップを聴いてああこれが正解なのかなんて思ったりもしました。ああやってちょっとずつ今日だけの特別を作っていくのがHiHiは本当にうまい。最終日だけでなく、毎日が特別。たった5人で15公演もやる中で、1日も同じ公演はないことを日々実感させてもらえて、とても幸せだったと思います。
オーラスに話を戻しますが、当たり前のようにWアンコの声出しをするし、Wアンコの『Hi Hi JET』はほんとかわいくてエモくて、今この瞬間に立ち会えていることの幸せを感じていました。終わったときは本当に力が抜けてしまって…会場を出てすぐに声をかけてくださった方がいたから、お話をしながら歩くことができたけれど、そうでもなかったらちょっと歩くことも難しいくらいでした。ただ見ていただけで達成感と言うと可笑しいのだけれど、気持ちよく、力が抜けていく感じがありました。あそこで私の夏は一度終わりました。


今年のサマステはチケットが手に入りやすかったし、Hi単独もあったので去年より多く見ることができました。とは言っても全ステにはほど遠く。仕事とか諸々あるので、そんなたくさんは見ることができなくて、自分なりに行けるだけ行ったかなくらいです。
基本は昼か夜どちらかでしたが、昼夜連続でスタンディングという日もちょいちょいありました。指定の回もあったけれど、終わってみると私はなんだかんだスタンディングが好きでした。盛り上がりの中にいる楽しさは何にも変えられないと、今回思いました*7。あの盛り上がりの中にまた入りたい、いつもいつまでも「ハイハイ!」って言ってパチパチ拍手したい、そう思っています。

B少年のサマステに入ったら(少年忍者がかわいすぎて最高だったんですけど、それは置いておいて)、曲を聴くときは静かにペンライトを振って、ファンサタイムになると急にみんなが元気になるという、例年どおりのサマステが帰ってきました。そういえばこれがサマステだったと思いました(Bの公演が盛り上がらなかったというわけではありません。実際すごく楽しんだし!)。ただ、あんな踊って声を出してみんなで一緒になって笑ってって、あれはHiHi Jetsが私たちにかけたひと夏の魔法だったんだと気づきました。

単独Wアンコの『Hi Hi JET』の前に優斗くんが「夏の、青春全部込めてくださいね、この曲に」と言っていました。私はいい年した大人で、もうとっくに青春なんて終わっていて*8、でもあのときのキラキラした気持ち全てをあの曲に込めて、優斗くんを、HiHi Jets5人を見ていました。あんな楽しそうな優斗くんを見ることができてとてもうれしかったですし、これからもいつもあんな顔をしていてほしいと願っています。

 

平成最後の夏は本当にいつもより楽しい夏になりました!ありがとう。また、今度はEXかわからないけれど、優斗くんの笑顔をいっぱい見ることができますように。

 

*1:今年はキンプリ横アリに行けたほか、SixTONESの追加公演にも行けたのでいつもより長い夏になりました。

*2:B21公演

*3:私はハズレたけど…

*4:少年忍者…安嶋くんカッコいいって話はいずれ……18年組もかわいいですよね…

*5:バンクで顔面スライディングとか怖すぎる

*6:8/9 夜公演と思われる

*7:もちろん治安はいいに越したことはないし、スペースもあった方がいいけれど…

*8:何なら朱夏も終わって白秋じゃないの?ってくらい