おたのしみかい

言葉に出したら薄っぺらいけど愛がここにあるんだ

言葉にならなかった。

秋に途中まで書きかけていたこの記事。温めすぎてまさかの事態に。


去年の9月に大野さんの記事が出た。あの時は記事そのものというよりも、それをきっかけにぽろぽろぽろぽろと出てきたことと、それにショックを受ける人の多さに、やられていたように思う。自分はショックだったかと聞かれたらそうでもなかったというか、むしろ…という側面もなくはなかったというか。まぁ、パグ関連のグッズを買っていなかったというか、さほど興味を持っていなかったのが大きいと思う。そして自分の男(芸能人)の趣味の悪さは大いに実感したところではあった。

あれから1年。こういうのはいつだって急にくる。ほかの人の「お?」くらいのつぶやきからでも、こういうときは何かあったんだってわかってしまうものらしい。ショックかと聞かれると、やっぱりショックというのとはちょっと違うと思う。ただ、今回のことで、おそらく今後語られなくなるエピソードがあるだろうことは、とても残念。それくらいに思っていた。

長野くんが結婚した。素直におめでたいことだなと思った。私は、自分の好きな芸能人の交際相手にうらやましいという気持ちを持つタイプではないので。ただただ幸せになってほしいと思った。

でも、その一方で気づいてしまったのは…
長野くん、大野さん、いのおくんと、私の好きな人、3年連続で撮られてるんじゃん……

そんなことを思った次の日にはまたいのおくんが撮られてて、もうさほど動揺はしなかった。どっちかというと笑った。私の好きな人で1年に2回って初めてじゃないかな。もちろん笑い飛ばしてそれで済むって感じではなかったけど。今や、たっくさんいるだろういのおくんのファンの中には、がっかりしている人、悲しんでいる人が多いだろうことは容易に想像がつくし、もし自分がジュニア時代から応援してたとしたらとちょっと想像してしまう時間があったんだけどもうどうにもやりきれない思いしかなくて。そして今回のケースではどう考えてもお仕事への影響とか心配してしまう*1
それでもやっぱりいのおくんじゃなくちゃいけないお仕事って、どれくらいあるんだろうって。そんなことを考える自分は、盲目と言いながらもちょっと突き放した目でいのおくんのことを見ていて。いのおくんがアイドルを辞めたいのならば辞めてもいいと思ってることに、今回気づいた(もちろんいのおくんにはまだまだアイドルを続けてほしいけど)。あと、大野さんのときに実感した趣味の悪いところは、ここでも発揮されていて、いのおくんのいいところがちょっと増えた的なことも感じていたりする*2

 

まぁ、キリがないし、考えないに限るということで、そんななかで思ったことを少し書き残しておきたい(自分のために)。


思ったことの一つ目は、期待しすぎないこと。
ガッカリしてしまう原因は期待の高さにある。少しは自分の力を作用させることができる相手ならばまだしも、とうてい及ばない相手に対して、過度な期待をするのは精神衛生上よくない。可能性をいろいろ考えるのは楽しくていいことだけれど。
お金を払っているんだから、応援してやっているんだから、ファンのためにこうあってほしいみたいなのは、ちょっとやめたい。ライブのときに手を振ったら手を振り返してほしいくらいにしておきたい*3。お金を払うのも応援しているのも、そもそもはこちらの問題で、いやならやめればいいだけだから。
応援に対する見返りを求めるとどうしても、それがかなわなかったときには、攻撃する気持ちに姿を変えてしまう。でもそれは、「応援」という名の下に、自分のキャパを超えてがんばりすぎてしまっているんじゃないか、とか。
つらつらと考えていくと、そもそも私は、いのおくんなり大野さんなりのプライベートの分を受け取るほどの何かを捧げていない。あくまでも趣味の範囲で時間をやりくりし、使える範囲でお金を使って、楽しませてもらってるだけ。そう思うと、仕事場でのその時々をしっかり見せてくれたら、それ以上望むものはないなと。

二つ目は、自分の中の人物像とのすりあわせ。
私の中には、私だけの大野さんがいて、私だけのいのおくんがいる。それは芸能人に限った話ではなく、人と人との関係というのはそういうもので。今回のような話に限らず、同じライブの隣の席で同じ人を見つめていたとしても(笑)、そこから受けとる情報は人によって違っていて、結果として違う像が形成される。例えば、去年の大野さんのときは、なんだかんだいって「らしいな」というところに帰着した。つまり、私の大野さん像からほとんどズレがなかった。
いのおくんの場合は、確かにズレがあった。見ている時間が短いということもあるのかもしれない。マジか、そういう人なのかって新鮮な驚きがあったし、あーなるほどと納得した部分もあったし。まぁ、自分の中のいのおくんは「いいコ」であって、いのおくんに対する「尊敬」という気持ちはそもそもほとんどなかったんだなという、謎の自己分析に至ったり。あと、「この人、思ったよりずっと正直な人なのかも」という、この話題で安心と言っては何なんだけど、いろいろ考え合わせた結果としてむしろ落ち着いたところもあった。正直、自分の価値観も含めて、自分の中の人物像と現実とのすりあわせができなければ、もう応援をやめるしかないと思うんだけど。今回はうまいこと、すりあわせができちゃったので、これからはそういう、そんなところもあるいのおくんとして見ていく所存。

三つ目は一つ目に書いたことの延長線上なんだけれども。
長野くんにしても、大野さんにしても、いのおくんにしても。これまでの仕事ぶりに不満があったか?といえば、ないわけで。まぁ、広島のライブは見てないから何とも言えないけど。
いのおくんはずっとかわいくて、撮られた後だってかわいくて。やっぱりかわいい。私の好きな、いのおくんの顔もスタイルも髪も肌の感じも指先も膝下も踊り方も声も話し方も話すときの言葉選びも…...特に影響があったとは思えなくて。アイドルって、人間そのものを好きになってしまうという側面があるから、どうしてもプライベートが気になってしまうけれど。お仕事の中で、私の好きなところが変わらずに、ただ進化を見せてくれるのであれば、私は好きでいられる、かな。

 

願わくは、今回のことを受けて、仕事の方向性が大きく変わりませんように。量ではなく質の話として。いのおくんのいかにもなセクシー路線はあまり好みじゃない。そういうのは、こっちで勝手に味わうから、ほんのりで十分。あと、結果的に、言いたいことが言えなくなりませんように。日和らずに、常にベストな言葉を選択できますように。

干される干されないは、結局のところ、いのおくんじゃなくてはダメな仕事がどれだけあるかというところに行き着くのではないかと思っていて。想像つかない。仕事の代わりなんていくらでもいるのが普通だけど。まぁ、大野さんみたいに、結果としてもっっさりと仕事を入れられるパターンもあるし笑。こればかりは何とも言えない。

あと、大野さんのときも思ったことなんだけど、撮られるのがどうしてもダメだったら、自分はとっくに翔くん一本になってると思う。もう、本当に、翔くんって素晴らしいと思う。翔くん担って幸せだよねとも思う。ただ、私の中で大事にしてるところはそこじゃないということで。

 

ただね。今後のお仕事への影響はやっぱり何と言っても心配だし。それに、猪狩くん(中2)を応援してたり、優斗くん(高2)がいのおくんとらじらーで共演したりするのを楽しみにしている身としては、若い彼らがどう思うのかな?なんて余計なことをどうしても考えてしまうので。今後はもう少し気を付けてほしいなとは思っています*4

*1:今のお仕事への影響については…もちろんいろいろ感じるところ、思うところはあるけれど、何を言っても始まらないかなとか。

*2:最悪!と思う人も多いでしょうけど、感じ方は人それぞれなので許していただけたら幸いです。

*3:それだっていのおくんの場合、なかなか難しいことだなと思うけど!

*4:ただ、人間そうそう変わらないのはわかっているつもり...