おたのしみかい

言葉に出したら薄っぺらいけど愛がここにあるんだ

TVガイドPERSON を読んで(仮)

以前「顔が好き」と書いたけれど、もちろん顔だけが好きなわけではなくて。
TVガイドPERSON を読んでいて、「蓄積」「学習している」と言っていて、ああこういうところが好きなんだなと、改めて。
ただ、蓄積するだけではなくて、そこから「構成」「構築」する力があると勝手に思っていて。いのおくんの言葉の端々から賢さがにじみ出ているというのは、私だけではなくたくさんの人が思っている共通のイメージだと思うのだけれど、それは知識がたくさんあるというだけではなくて、考える力によるところが大きいのではないかと。
いのおくんはたぶん研究に向いていて、今の課題は何で、いまのところ手持ちの材料は何があって、不足しているのは何で、それを補うためには何をしなければならないのかとか、蓄積・整理・企画みたいなところがとても上手そうに見える*1。そして恐らく、企画からの実行もうまくこなせているから、こうして今のお仕事につながっているんだろう。
あと、頑張ってます!って言わない派なのも好き。素直に言える子もそれはそれで好きなんだけれど、意地を張ってるっていうのともちょっと違うところが、何かいいなって思う。
実際に起こっていること一つをとっても、どこからだれからどんな立場から見ているか、見たことを伝えようとする姿勢によって、描かれ方は変わってしまう。真に客観的事実なんてものはない*2というのが、私の日頃の考え方の基盤になっている。だから、いのおくんの、ものの考え方、見方は人それぞれ、気持ちの持ちようでものごとは変わるという、物言いはすごく好み。柔軟性というのとは違った意味で、いいなぁと思っている。

 

これは長野くんがan・anで言っていたことなんだけれど、「一つのテーマについて肯定的なもの、否定的なもの、両方の視点で書かれたものを何冊か読んで、自分の中で点をを一本の線にしていく。」という作業のうち前半部分は、恐らく、いのおくんが言ってる「自分の中で蓄積する」というのと、同じ系統のものだろう。目的意識、根本にある思想が同じというか。で、後半部分は、私が勝手にいのおくんに見ている「構成」「構築」というところ。こういうものの考え方ができる人が好み*3

 

なんてことを書きたい。もうちょっと書ければいいなと思っているけれど、時間があれば。

*1:らじらーを聴いてる印象によるところが強いかも

*2:一般に「客観的事実」と呼ばれるのは蓋然性とか確からしさが高い、高く感じるものごとでしかない

*3:大野さんは違うタイプだと思う