おたのしみかい

言葉に出したら薄っぺらいけど愛がここにあるんだ

JOHNNYS' IsLANDが終わって

優斗くんはたまにとてもショックなことを言う。今回の「死にたいと思ったこともあった」もそう。前にもちょっとそのエピは早すぎるんじゃ?と思ったことがある。でも、今回の伝記で「ジャニーさんの事があってから辛くて怖かった」と本人からのフォローがあって、少しホッとしたような、でもやっぱり…と気持ちが行ったり来たりして。

優斗くんには元気な笑顔、幸せそうなところを見せてほしいと願う。でも、辛いときでも笑顔でと無理強いするのも違う…...要は心の底から幸せでいてほしい。

 

「雨降って地固まる」というけれど、「雨」はない方がいい。それを試練という糧のあるものに変えるのは本人だが、それにはすごいパワーが必要なはず。猪狩くんが千秋楽で言っていたように、人はいつかいなくなる。必ず起こることなら備えることができる。日々怠らないというのは、むしろこちらに必要な心構えなのかもしれないとも思う。

 

優斗くんのファンが増えてきたと思ったあの頃、メンバーの入れ替えがあって、正直、優斗くんを見ていてしんどいときがあった。本人のしんどさがにじみ出ていたのもあるけれど、応援する方もちょっと?しんどかった。そこから何とかくらいついて頑張って、でもグループとして明らかに勢いが止まっている時期があって、それでも4人で何とか頑張って、見ている側はただただ応援していたけれど、本人たちは「限界を感じた」と言って馴染みのメンバーを増員して、そこから勢いづいた充実の2018年、それをさらに伸ばしていこうとしていた2019年。でも夏、そして決定的になったのは秋。勢いが止まった。謝るのは優斗くんだった。優斗くんは単なる物理的なセンターではない、もちろんただ最年長だからというわけでもない、なんてことを皮肉にも強く実感させられることになった。残る3人は本当によく、一生懸命頑張った。3人になって初めてのステージ、バトンのシーンは本当に大変そうだった。変更に弱い優斗くん、HiHi Dancingはちゃんとできるのにテンパってうまくいかなくなってると言われる優斗くん、そんな昔のことをふと思い出したドリボ。千秋楽*1を観た後、そんなここ数年のことを、いろいろ前後しながら思い出して一人で帰った。

何ができるのかよくわからないけれど、とても魅力的で目が離せなかった優斗くん。公演中、死んだ目のときもあった優斗くん。公演を通していろいろできるようになっていた優斗くん。

2019年、20歳になる年に、奇しくも強制的に大人にならなくてはいけない出来事が続いた。そんな中での今回のジャニアイ。優斗くんは完成した状態できた(バンクの成功はゲネプロで初めてと言っていたけれど、失敗はなかったのでは?)。2ヶ月ライフルを落とさない優斗くんなんて以前は想像できなかった。そして今年の帝劇での優斗くんの客席降りでの表情……。オタクの勢いにビビってた優斗くんはもういなくて。優斗くんを見ていると、人ってこんなに成長できるんだなって、いつも気づかされる。今はもう完全に代わりの効かないポジションにいる。なんなら帝劇の0番*2で歌い踊ることが普通になっている。そんな子になるなんて、優斗くんを見始めた頃には想像もしていなかった。

 

優斗くんが自ら背負おうとするものがあまりにも大きくて、不安になる。まだJr.なのに、20歳なのに、と。明るい人だとは思うけれど、それなりの繊細さを持ち合わせていて、病まないタイプでもない。そんな優斗くんが「5人で」と言うのなら、5人を応援しよう*3と思う。まだ成長する姿を見せてくれそうだし、これからもしばらくはついていくしかないと思う。支えるとかおこがましいけれど。

優斗くんはこれからもスーパーヒーローであってほしいし、優斗くんが自らの活動を通して人を元気にしたいと思ってほしい。前向きな、希望を感じさせる存在でいてほしい。

大人になってきてだいぶ顔つきも変わったけれど、優斗くんはやっぱり餅でかわいくて。優斗くんを好きになってよかったと思ってます。いつもありがとう。

*1:ジャニーさんの思い出を語るシーンは、今日は特別と言わんばかりにこれまでと違うエピソードや想いを語る人が多かった。そんな中、揃って前を向いて進むことを宣言するHiHi Jetsの3人は本当にカッコいいなと誇りに思った。優斗くんはあの日、「待ってよ」と言ってうずくまりながら、ふるふる震えていた。でも立ち上がったときは何とも言えない、笑ってみせる笑顔だった。ジャニーさんの思い出を語る時も。だから「泣けよ!」と言った平野には感心した。あの言葉がなければ、優斗くんは泣かなかったと思う。優斗くんはその後、また泣くのを我慢していたけれど、LGTEを踊りながら堪えきれず泣いていた。ジャニーさんの教えを守って泣かないことも正解である一方で、溢れる想いをぶつけるのも正解なのだろう。翌朝のテレビで「ジャニーさんが見たら0点と言う」と言ってる座長Kingを見て、さすがだなと改めて感心した。

*2:「夢を叶えて必ずここに戻ってこよう」優斗くんが帝劇の真ん中にいると、ドリボ冒頭のこのセリフを思い出す。はしみずの間で言っていた、滑舌が怪しかったこのセリフ。まだ「夢を叶えて」まで行ってないので、また必ずここに、と思いながら見ている。

*3:そうでなくても私はもともとHiHi Jetが好きだし、あの2人のことも好き。今回のことがあっても、そこが覆るまではいかなかった。