おたのしみかい

言葉に出したら薄っぺらいけど愛がここにあるんだ

ハワイ関連の諸々を見て

このブログ、「大野智 老けた」の検索でいらっしゃる方が多いようです。読み直したら、確かに書いてる(苦笑)。

勢いついでに、書きたいのに書けず(書かず)にいた、15周年の嵐さんを見た感想を少し記録しておきたいと思います。

ライブビューイング

あれだけ会場があっても、チケット取れないんですね。ライブビューイングでさえ。嵐人気恐るべし。チケット取れないから担降りって気持ち、ほんとわかる…とか思ってたんですけど。救っていただいて、初日の方を見てきました。
なんだろうね、あの映画館で見るっていうのは。なんかちょっと恥ずかしい。友達とのDVD鑑賞会を合同でやってるみたいな。ニノか!ってくらい、ずっと口を手で隠していた気がします。でなければ、ハンカチを握りしめてたか。少なくとも私はノリノリ派ではありませんでした。まあ、コンサートを見にいったところで、地蔵のようにじっとしちゃってることがあるくらいなんですけど。本人がいない、かつ他の人がたくさんいるところでC&Rとか、ちょっとできなかった。
もう、ヘリに乗ってサングラスの大野さんかわいすぎる…って感じで、のっけからやられてて。序盤、ずっと踊ってて、満足度高かった。DVD(BD?)早く!大野さんキレキレ。助走しないバク転とかね。しょうがないな、ぴょん的なやつ。あの、大野さんのイメージする力と、イメージどおりに体を動かす力、ほんとすごい。
二宮さんは途中から心配ではあった。踊れてないっていうのではなかったけど。まさか裏を後日、番組で見られるとは思っていなかった。
大野さんのことを思い出すと、もう「かわいかったなぁ」しかなかったりする。高めの椅子に座って歌わせるとか、もうね。花火見ちゃってるしね。もちろんかっこいいんだけど、なんか嬉しそうな感じが伝わってきて。
その分、挨拶での涙にはぐっときた。ていうか、ライブビューイングで見ていた人、結構もらい泣き(?)してたんじゃないかな。ハンカチを手に持っていてよかったって、思った*1。なんか、あのとき、ビジュアルが綺麗すぎて、圧倒されてた気さえします。
帰りの夕日がすごくきれいで。もちろんハワイとは違って水平線なんてなくて、地球の広さを感じるわけでもないんだけど。すごく満たされた思いで帰宅したことは、たぶんこれからも忘れないんだろうと思う。

VS

今、思えばバランスよかったのはVSだったのかなって思う。bet形式にはなっていたけど、VTRを細切れにせずにじっくり見せてもらえたし。「この木何の木♪」を歌う二宮さんとか。金払いのいい(?)ところとか、アロハシャツを選ぶところとかよかった。色やサイズ感へのこだわり(バランス感覚?)。気になったのは指の絆創膏くらい?とにかく楽しく見ることができた。泣いてても。

しやがれ

しやがれに関しては、まあ、あんな感じだよね。あれ以上を期待してもって感じ?個人的には、ベスト3は早送りでいいので聞かせてほしかったかな。水といいながら乾杯してたり、寝そべってたり。楽しそうな智は正義。

NHK

これですよねー。一番期待していて、内容もどんなのになるかいまいち想像が付かなくて。結果からいうと、NHKのフォームから感想と再放送(拡大版)希望メールを送りました。
あの短い時間で、嵐全体+個人のことをというのは本当に難しい(難しかっただろう)と思います。視聴率はそれほどでもなかったみたいだけど、twitterを見ていたら、そんなにファンじゃないけど見たっていう人が結構いて、いわゆる一般の方の目に届いたのなら、それだけでもNHK(しかも総合)で取り上げる意味は大きかっただろうと思います。
内容については…本当は見返してから書くべきだとは思うのですが、実はまだ1回(リアルタイム)しか見ていません。そんなうろ覚えな感想です。順不同。

  • 翔くん

翔くんメインで扱っていたところについてはいわゆるイメージどおりだったと思う。大野さんのナレーション(←想像していなかったので、感動した)で、陰のリーダーって言ってた、そのもの。嵐の広報。常に、明確に、でも慎重に、メッセージを発信してくれる。見ていて改めて思ったんだけど、私は翔くん(の言葉)に対してすごく強い信頼感がある。翔くんについては、どちらかというと他の人メインのときの表情とか、そっちの方が印象としては強い。山?あの、智の「辞めたいと思っていた」って言ったときとか、松潤と「もめた」話のときとか。そうだったの?って聞く姿勢。あと、印象的というと、今あるものをすべて捨てて一から…的な話のところ。今の状況に問題があるとき、問題があるままずるずると受け入れずに、よりよい方向へと動き出そう、そのためにどうしたらいいか考えようという姿勢。雑誌の長いインタビューなんかを読んでいても思うんだけど、常に、よりよく、より高く、という向上心があって、しかもそれが嫌らしくない。あのエピソードでは翔くんの提案の方向には進まなかったわけだけど、向上心があって、それを口だけではなく、考えて行動に移そうとする推進力、これが嵐にとって大きな力なんだろうと、改めて感じました。あと、慎重に言葉を選びつつ、自分の意見をはっきり言えるところいいな、とか。

  • 相葉さん

常に思うのは、嵐にいてくれてよかったってことで。肺気胸って痩せ型の男性に多い印象で、こじらせなければ日常生活には支障はないという認識だったのですが*2。確かに、歌って踊ってって職業だと考えてしまう。そしてエピソードを通して、大野さんの隠れリーダー(?)感がほの見えるという。ありがとう!
それにしても優しくて強い人だと。使われる発言は決して多い方ではないんだけど、そう言ってくれてありがとうって思うことが多い。私が相葉ちゃんを見ていて思うのは、柳のような人だなということで。線が細く見えるけど、強い力がかかってもしなって折れない。あとすごく大人。常に目の前のものを受け入れて進んでいくというのは、受身な姿勢のように見えるけれど、実はすごく力が必要だと思う。それができる人なんだなとか。

  • にの

二宮さんに関しては、もうありがとうって感じ。きっと多くの智担が思ってるはず。まあ、今でこそ強火大野担といえば知念くんだけど、元祖は二宮さんだよね…。ここぞというときに、大野さん尊敬してます的なことを言ってくれる。あと「スライドにしようよ」のくだり。あれは信頼感なのかな。
既出ネタではあったけど、コンサートのセットリストの話はやっぱりおもしろい。愉快って意味ではなく。これ、ちゃんと言っておこうっていうところ。松潤の「演出やりたくないの?」的な問いへの答えとしては翔くんのが模範解答なんだろうけど。
ただ、二宮さんのエピソードが結局、腰痛の話になってしまったことはちょっと(相当)残念に思っています。もしあそこで腰痛が起こらなかったら、何が語られたんだろうと。アイドルとして自負をもって活動していることはわかっていて。その上で、何か聞けたらよかったなあと。15周年とかそんなの関係ないよ、ってすかしたことをきっと言うんだろうけど。これからの嵐のこととか、聞きたい。考えてないわけないんだから。

通常営業って感じ?
智ともめた話とか、演出の話とか、あの辺が出てくるところで、嵐についてどういうことが言われているのか、ネットとかよく読んでいるのかな?って思ってしまったのは、うがった見方すぎるのでしょうか。
松潤はとてもよく勉強してるみたいだし、歌と踊りに集中できるように見せるのももちろん一つの手法だけれど、とにかくその場に来た大勢の人に楽しんでもらえるように大がかりな演出を取り入れるというのも一つの手法で。特に嵐の場合、ライトなファンも相当多いと考えると、松潤の方向性というのは理解できるのです。翔くんとか大野さんとかが、松潤の考えを尊重しているのもわかる。大野さんなんかは、任せてしまって心苦しい的な発言もしているわけだしね。少なくとも、コンサートを私物化しているというような言い方は、私はしたくないというか、そうは考えてない。
ただ、一方で、にのがおもしろおかしく語っていたセットリスト総入れ替え*3事件とか、智ともめたエピソードのときの何も言わずに立ち去ってしまうのとか、その辺から、この人やっぱり天然だよなあとか、改めて思ってしまうわけです。

  • 大野さん

まさかのナレーション。そして、直筆のチャプタータイトル的なもの。なんて贅沢。ありがとうNHK!日記はちょっとだけだったけど、あれがあるってこと自体が!
大野さんの芯の通ったところ、嵐の支えであるところが見られて、本当によかった。その一方で。やっぱり衝撃を受けました。
その話の前に、メンバーともめることってあったよねと、取って付けたように始まったあのエピソード(あれ、編集のせいなの?)。あれ、智担の皆さんがどう思ったのか、聞きたい。フルじゃなかったのは智の選択だったのか、そうかそうか的な?松潤がフルでって言ったんだから、フルで見たかったな的な? どうなんだろ。私は、あのエピソードを見ていて、あれ、どの段階の話なんだろ?って思いました。リハーサル?本番のどれくらい前のこと? というのも、智のソロはそんな簡単に尺を調整できないんじゃないかと思ったのです。Jr.も含めて、振付と動線を考えているわけで。ここをこうしたら…って提案があったとしても、それを無条件に受け入れられるかというと、難しいんじゃないかなと。少なくとも感情的には相当難しいんじゃないかと。「無理」っていう一言は、フルバージョンで踊ることができないという意味ではなかったのではないかと思っています。ただその一方で、フルで見たかったよーとも(笑)。
そして「辞めたいと思っていた」発言の衝撃。私が結局、今日まで感想を書かずにいたのも、あれを消化し切れていないから、だと思います。正直まだできていない。2006年から10周年にかけて、つまり嵐が厳しいところを乗り越えていわゆるブレークしていった時期に、そんな思いを抱えて、どれだけの葛藤があったのかなと。葛藤を抱えつつ、でも智は辞めなかったわけで、そのことにありがとうと思うしかないのかな。勢いがついたところから降りることの難しさも、自分の気持ちだけで動く人ではないというのも想像に難くない。外から見るかぎり、仕事的には充実していた時期、だと思うんです。葛藤があった中での仕事のクオリティ。智の、ときどき見られる達観したような表情や発言を思うと、なんかぎゅっときてしまうものがある。
ただ思うのは、今、もやもやが消えて、クリアな気持ちで前に進んでいけているのであれば、それでいいのかなということで。あの、ライブの挨拶での涙を見ているときに思ったことなんだけど、智が今をいいと思える(肯定できる)のであればそれでいいと、消化しきれないもやもやを抱えながらも、思っています。とにかく、幸せを感じていてほしい。見ていて付いてきてというのなら、そうする。

 

まとまらないし、書き足りない感もややあるのだけれど、この辺で。

*1:ほんとうは涙ではなく手汗対策

*2:家族・親族に肺気胸になった人が何人も。遺伝的なものがあるんでしょう。

*3:残っていたのは2割っていうときと2%っていうときがある…だいぶ違うよ!